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まゆんず闘病録86

先月にさかのぼる。
8月10日の再診では特に大きな異常はなかったのに翌朝
から腰回りに激痛が襲ってきた。
いつもの薬を服用しても身体を起こせるようになるのは
夕刻、という状態の日が続いた。
痛みを我慢したところで苦痛からは解放されないのに、
明日は治るだろう、もう1日様子をみよう、という考え
しか頭になく、病院へなかなか連絡できなかった。
したくなかったというのが本音。
もうすぐ風の盆なのに、入院という結果になるのがイヤ
だった。せっかく今まで色んなコトを我慢してきたのに
オワラだけを楽しみにしてたのに、目前になって風の盆
もダメだなんて、絶対にイヤだった。
だけども風の盆の日が近づいてくるだけで、激痛は全く
緩和せず我慢に疲れ、泣く泣く病院へ連絡した15日。
腫瘍が少し大きくなっているという検査結果だった。

悔しいけど、嘆けなかった。風の盆はもうすぐだから。
何としてでも、風の盆には出て、唄いたいから。
だから入院を拒み、通院しながら薬の服用量を再調整。

まゆんず闘病録85

四十九日前に、夢にきりきり父さんが現れた。
亡くなって初めて見る、きりきり父さんだった。
話しかけても何も応えてはくれなかった。
ただ、ひたすら食事を摂っていた、きりきり父さん。
目が覚めて、泣いた。嬉しくて泣いた。
「父さんはもう成仏できた。
 だから、お前は一生懸命食べて元気になれ!」
そう云いに現れてくれたように思えて、きりきり父さん
を看取れなかった悔いを消してくれた。

きりきり父さんの夢を見てからは、気力と体調が回復。
痛みもコントロールできるようになり、6月10日退院。
翌日11日に無事、四十九日法要ができた。

・・・ようやく心の整理がついたような感じがする。
黒部ダムの放水を見たくて、7月1日にきりきり母さん
と二人で遠足にも行けた。幾つもの乗り物に乗り換える
のも楽しかったし、天候に恵まれたのもあって見事な虹
まで見られて、爽快な気持ちが続いている。

黒部ダムの放水

まゆんず闘病録84

Macと向き合う体勢がツラくて、また心の整理に時間も
欲しく、なかなかブログ更新できず、ゴメンなさい。

痛くてシンドくなる度に、きりきり父さんを思った。
みなが寝静まる頃、人知れず息をひきとった父さん。
きりまゆんよりも何十倍も痛くて苦しかっただろうに、
一人きりでさぞかし寂しかっただろうに。もがきながら
逝ってなければいいのにと、そればかりを思った。

入院中に薬の内服方法が変更した。
今まで鎮痛剤のロキソプロフェンは、1日1回の内服を
していたが、それだけではもう痛みが抑えられない状態
になったため、薬が増量した。

・ロキソプロフェン 1日3回毎食後
・レバミプト 1日3回毎食後
・オキシコンチン 1日2回、8時と20時に内服
・マグミット 1日2回、8時と20時に服用
・オキノーム 頓用

オキシコンチンとオキノームは医療用麻薬。
最初はとうとう麻薬に頼らなくてはいけなくなったのか
と不安と恐怖を感じたが、痛みがある状態で使用する分
には中毒性はないと理解でき、安堵。

まゆんず闘病録83

体調が良い時を見計らって、更新していきたかったけど
身体を起こしていられる時間が長続きしない。
良くなるどころか悪くなっているような不安がしたけど
きりきり母さんが気になって我慢してた。
だけども本日の再診でCT検査をした結果、腫瘍が少し
大きくなっていて、それが体調不良の原因カモしれない
から入院して身体を休めよう、と主治医から云われた。

痛くてシンドくて、落ち込む気力がない。涙も出ない。
ただ、四十九日まできりきり母さんとふたり寄り添って
きりきり父さんの遺骨の傍で過ごしたかった。
入院は明日から。抗がん剤治療の入院ではないので前回
のような長期間にはならないと思う。
今年の風の盆まで百日をきった。
きりきり父さんを想えばこそ、今年も唄い流したいから
必ず元気を取り戻してくる。

まゆんず闘病録82

入院初日から、ソルデム3A輸液点滴を一日2回。
予定では昨日が二週目のハラヴェン投与を受けるハズ
だった。一般的には投与サイクル二週目の後半以降に
白血球が減少するそうなのだが、きりまゆんは一週間
早く発症してしまったため、ハラヴェン療法は中断。
じっくりと安息せずに臨んだからか。
それとも、きりまゆんには合わない薬なのか。
「じっくり身体を休ませよう」と云う主治医。
でもね、心が落ち着かず、寝付けないもんでね・・・。

きりまゆんの意思を易々と砕いてしまった任天堂スマホ
アプリMiitomo。その魅力に、ツイッターのアカウント
を作成してしもうたがやちゃ・・・。笑
せっかくなのでこの際、入院ライフの実況とマニアック
過ぎるオタクな心の内をメモ代わりに活用してみる。
通常時はブログ更新をメイン、入院中の様子はコチラ
入院中のツイートは閲覧制限なしで運用予定。

まゆんず闘病録81

日が経つにつれ、しんどさが増す。
腕や背中には何か重いものが、ぶら下がっている感じで
痛ダルい。身体中の関節も痛い。痛み止めが効かない。
心配してくれる言葉に反応するのも、キッツい。
こんな状態で今週も投薬したら、どうなるんだと恐怖感
にも襲われながら、病院へ。
採血の結果、白血球減少もすでに表れ、明日から入院。
またしばし、お休みをいただく。

まゆんず闘病録80

副作用の発症状は個人差があって様々。
初めて臨む薬に、より慎重に様子を診てくれる主治医。
ハラヴェン投与翌日も病院へ。採血、異常なし。
体調は、オェオェと吐き気に襲われている。それでいて
空腹でお腹が鳴るも、味覚異常で摂食しても食べた感じ
がしない。横になっても胸が騒ついて寝付かれない。

気晴らしに、任天堂スマホアプリのMiitomoをはじめた
が、他ユーザーと交流には対面認証・Facebook連携・
Twitter連携って・・・ん〜、どうしよっかなぁ。

Miitomo

まゆんず闘病録79

きりきり父さんが気がかりだけど、きりまゆんも前進。
今日から再び抗がん剤治療、開始。
今回は新しい抗がん剤。乳がん用の薬だが他のがん治療
にも解禁され、副作用も日常生活への負担が少ないとの
説明で勧められ、14日月曜の再診で採血も済ませた。
抗がん剤名、ハラヴェン。
手術不能または再発乳がんに適応。治療スケジュールは
週1回二週連続投与、三週目休薬の三週間1サイクル。
予想される副作用は、白血球減少、赤血球減少、血小板
減少、末梢神経障害、脱毛、嘔吐、食欲不振、倦怠感、
味覚異常、関節痛など。
休息不足で不安もある。でも、やるだけやってみる。

後ろ頭

自分では見られない後頭部。
きりきり母さんに撮影してもらって確認、ぷぷぷっ。
ヘンテコな形だなぁ〜!・・・冬季中、寒かった。
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