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毎月1日は本部練習会


1月と5月を除く毎月の1日は、地方(じかた:三味線・胡弓・
唄・囃子・太鼓)衆が、地元観光会館で練習。
近年では、11支部の中から割当制で、3支部合同温練習として
いるようだが、かといって強制も規制もないので、該当しない
他支部の者でも参加可能なので、近々迫ってくる演技発表会に
向けて参加した、きりまゆん。

地元名○○町の中でも、地元伝統芸能を伝統しているのは、
○○町××町と住所表記に「町」が重複する地区を、略して旧町
と、地元駅所有地区の11地区。この11地区を「保存会支部」。
そして、名実ともに推された各支部の達人・名人が集結した
のが「保存会本部」。
保存会本部で、きりきり父さんは参与、きりきり兄さん2号
は演技指導部として、推されている熟練者。
ふたりとも、見守ってくれてはいても、きりきり父さん曰く
「いまだ、おしえるに足りない」そうで、きりきり兄さん2号
も「喧嘩になるだけだから嫌だ」とか「おそわるものではなく、
人の長所を倣いながら、研究していくもの」と、あまり相手
にされてない、きりまゆん。
父と兄の存在が「重圧」となり、苦悩したり泣かせられたり。
それでも地元伝統芸能が、唄うのが、楽しくて、大好きで、
どうしてもヤメられない。

流れ行く末 またひとつ01

交通機関が乏しい田舎な地元。だから自動車王国なのだけどさ。
やっぱりガソリン高値は、かなり影響されているようで。
通勤で利用する地元駅の駐輪場も、自転車の台数が増増加して、
いつもの場所をキープすることが困難になった。
これを機会に、本数増加を願っちゃうローカル線だけどもさ。

先月、更新期日だったから、免許証更新したけど、こんなご時勢
では、またもやライダー復帰するタイミングを、逃してしまった
ような・・・。ふっ。ち〜っとも乗らなくなったせいもあって、
ゴールド10年目のきりまゆんサンでしたとサ。

2008年演技発表会予定

毎年恒例行事のひとつ、「演技発表会」も、もう間近。
11各支部の新人・若手が、日頃の修練を披露する場だ。
人口不足や後継者不足で熟練者が出演する支部もあるけど、
主役は新人・若手だから、見応え充分とは云い難いものの、
無償かつ半日で、全支部の演舞を鑑賞できる。しかも最後の
演出には保存会本部演技指導部の演舞で、締められるしね。

どうやら出演順番は、くじ引きで決めるそうだが、自支部は
今年、6番目で出演予定者も決まる。
三味線3名、胡弓2名、唄い手2名、囃子・太鼓各1名。
太鼓演舞者を除けば、40歳未満の若手構成になった。
ハイ。きりまゆん、今年も出演予定。

きりまゆんの修練

地元伝統芸能:県民謡オワラ節。
新歌詞を毎年募集しており、唄の数は数えきれない。

唄の調子に違いがある。
正調・古謡・五文字冠・字余り・ステージ演舞用の「四季」。
支部特有の歌詞があったり、節が違う唄もあったり。

唄う制約。
踊り子が存在すれば、踊り所作のポイントで、上句・下句の
唄い出しに、注意を要する。

同じ唄でも唄い手によって、各人の唄い方の違いがある。
息遣いは難しいけれど、上句・下句を、できれば一息で唄い
こなしたい。歌詞の意味を理解できれば、感情を込めること
ができ、また、節に綾ができるようになる。
難易度の高い五文字冠・字余りは、唄い易く感じるが、その
調子から修練し始めると、定番の正調・四季は唄えない。
各唄い手は、数多くある中から、気に入った歌詞をみつけ、
修練に励み、自分のもち唄(=十八番)を身に付けていく。

きりまゆ唄う姿001踊り子を終え、唄の修練に専念して早、
ン年のきりまゆん。
正調・古謡や四季の唄であれば、上句も
下句も、いつの間にか一息で唄えるよう
になって、昨年から五文字冠を修練中。
なんでこうも苦悩してまで、唄うやら。
自分ごとなのに、ホントに道楽だ。
これだけはDNAのせいにしとこうか。

さて、今年の演技発表会。どの唄を披露しようかな。

フォーク・フェスタ:1

F.F会場市町村合併を記念した「町おこし」イベント。
地元町民広場を利用して、開催。
来年は、同じく市町村合併した別町村で、
行う企画により、今年一回限り。

特設ステージ鑑賞席の後方には、特産物や
飲食品の屋台に、ゲームコーナー、エアー
クッションなど、催しが並んでた。

西町の石垣水門
アナウンスされるまでは、気付かなかった
貴重な風景・・・。
今年一回限りのイベントというコトから、
ニシマチ支部石垣の「水門」が、本日限定で
開かれ、納涼の風物となった。

F.Fでの演舞夕刻からは、県内数カ所の民族芸能が、
特設ステージで披露された。
地元伝統芸能では、保存会本部が演舞。
きりきり兄さん2号も、唄い手出演。

「月の出の 坂を抜け行く 涼風夜風
  盆が近いと オワラ 云うて吹く」
           =五文字冠=

フォーク・フェスタ:2

F.Fの花火昨日のフォーク・フェスタ。
ラストでは、男性合唱団が演奏する中を、
会場である町民広場付近の河川敷で、発火
された花火が、演出を盛り上げた。
デジカメ機能の花火モードを試す好い機会
だと挑戦したものの、興奮してタイミング
が合わないのなんのって。映像技術表現は
未熟者が撮影できても、これが限界(笑)。

F.Fの帰り道
帰り道。
町民広場前の歩道には、この日限定設置の
ランタンが、足元を照らしてくれた。

ひとり虫さらに自巣へと向う帰り途中。
花火に刺激を受けちゃったかな?
小さな灯火を、ひとつ見つけたよ。

「掌に そっと包んだ ホタルの光
 こぼれ落ちるな オワラ 飛んでくな」
            =五文字冠=

きりきり兄さん2号の道楽

「笹の葉 さらさら 軒端にゆれる
       お星様 きらきら オワラ 金銀つなごう」
                     =字余り=
過去の演技発表会で、きりきり兄さん2号が唄ってた。
「好きなオワラを唄うのに、どうして緊張するのか」と豪語
するだけあって、かなりの余裕で、遊び心まで表した。

次兄唄う姿001カガミマチ支部の三味線弾き:故Hさんに
指導を受け、三味線も弾きこなし、楽器も
知ったうえで唄う、きりきり兄さん2号。
調子の遅速や音感の違いにも、敏感で。
妹としては純粋に、魅了されるし、唄い手
修練者として、技量の凄さを感じる。

元保存会会長:故N先生からは、息が続き
勢いもある、きりきり兄さん2号の特性を
活かした、五文字冠版の四季唄を作詞して
もらっている。

春 「ウシダケの 峰の白雪ゃ 日増しに融ける
             イダの流れは オワラ 春霞」
夏 「月の出の 坂を抜けゆく 涼風夜風
           盆が近いと オワラ 云うて吹く」
秋 「秋風に のって ツバメよ ご無事で帰れ
             風の盆唄 オワラ 忘れずに」
冬 「音も無く 小雪ゃ さらさら 一夜で積もり
           おわら灯籠が オワラ ほろ灯り」

自分だけのために、自分だけの唄を、作詞してもらう兄に、
妹はもう、重過ぎるったら、ありゃしない(笑)。

きりぎり巣、避暑化

毎年「来年こそは!!」と望みながらも結局は、今年もエアコンが
ないまま、夏を迎えてしまった。

ないにこしたコトはないのは、判っている。
きりまゆん自身は、空調完備の勤務先で過ごせれるけど。
入院して以来、体調を崩し易くなった両親に、暑気を耐えれる
だけの気力・体力があるか、熱中症が心配で・・・。

とりあえず今年の対処法も、玄関先には「よしず」を立てかけ、
窓には「簾」を垂らし、日除けで暑気を凌ぐコトにした。
夜は、自巣間近のメガネ橋下を流れる川風が、涼風となって、
わりと穏やかに過ごせれる。

あとは、どれだけ乗り切れるか、だな。
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