昨日、何度も居眠りを繰り返し、そのうち夢をみた。
夢をみるようになれば、もう疲労も回復したんだなぁと思った。
それは確かで、気怠さは消え、ふくらはぎと雪駄の鼻緒がすれる足
の指の間の痛みも、癒えていたから。
ただ、その夢が、なんとも不思議で忘れられない。
きりまゆん自身が死んだか、いなくなってしまったようで、夢とは
自分に都合のよいもので、きりまゆんを惜しんでくれている人達が
きりまゆんの持ち唄を唄ってくれていて、その様子をきりまゆんは
草葉の陰で見ていたところを人に見つけられ、その夢から覚めた。
・・・良い夢とも悪い夢とも判断できないけれど、オワラの夢には
違いない。今年も次回から、余情を記すコトにしよう。