某BS放送で放映された、写真家のEOSムービー番組。
ご本人にも申し訳ないけども、以前に記したように、きりまゆんは
初めて知った方だが、番組のおかげで、人柄も少し知れた。
きりまゆん達にとって楽しくてたまらないオワラなのに、哀調表現
が多くて、不快に感じてしまう時もあるけど、この方は「さみしい」
という表現をしたいと語っていて、それには好感をもてた。
実は、撮影対象者の特権で、ムービーのDVDを戴いているので、
写真家にお礼メールを送信してみた。
すると二時間もしないうちに、返信メールをいただけた。
初めてのメールで失礼な点もあったろうに、逆に気遣ってもらった
カモしれない、人当りの好い方だと感じた。
また、上っ面だけを用いられてしまう媒体が多い中、この方なりに
オワラを深く見つめてくれたんだなぁと、安堵感も湧いた。
いただいたメール内容は以下のとおり※変換・省略部分あり※。
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連絡ありがとうございます。
撮影中ずっと、作品の冒頭に、どのような唄い手をもってくる
かで悩んでいました。
なんといっても、圧倒的な声、地元独特のイントネーション、
そして、できれば若い人で始まりたかったのです。
撮影直前に、舞台で唄うお兄さんのオワラを聞き、この人しか
いないとまで思うようになりました。
本人的にはどのような感想を持たれたかわかりませんが、私は
何度聞いてもお兄さんのオワラに感動します。
オワラに対する感情表現は、実際に演じてる方と私のように
外部の者とでは違う感想を持たれるかもしれませんね。
適切な言葉は見つかりませんが、私が思うには、どの唄も、
踊りも、1回限りの美しさだと思っています。
また今年訪れたとしても、昨年とは違うオワラです。
その1回限りにふさわしい世界を見つけられるのがオワラだと
思いました。
またお会い出来ることを楽しみにしています。
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そして、きりきり兄さん2号も、笑いながら打ち明けてくれた。
撮影は酒の席の後だったから、酔いで目の焦点が合っていないが、
カメラの前では六つ唄った、という撮影のウラを。