え〜っと、どう切り出そうかと思案してたら、あれよあれよと時間
が経過して、なんだか反って心配かけちゃいそうだから、とにかく
支離滅裂になっても包み隠さず記すとする。
この冬の間、きりきり父さんの奇妙な言動が増し、同じコトを何度
も聞く・云うの間隔が短くなった。
積雪が少なくなるまで我慢して、専門の病院で診てもらった。
きりきり父さんは認知症と診断された。脳梗塞の兆しもあるとも。
診断を受けるまでは正直、精神的に辛かった。
親に対するアマえもあって、イライラしたり怒鳴ったり。
診断を受けてからは、気持ちに踏ん切りがついてスッパリ穏やか。
誰かしら起こる可能性があるのだから、恥ずかしがる必要もない。
だから、オワラ保存会役員の活動は辞退させてもらう旨申し出た。
先月、行政担当者による介護支援の査定訪問も受けた。
今のところ徘徊はしないけれども、閉じ籠ってばかりなので、進行
を遅らせるためにも、なるべく外へ連れ出そうと色々練っている。
・・・きりきり父さんの唄を聴くのは困難になった。
親子で肩を並べて唄うのも難しくなった。それが切ない。
CDやレコードのきりきり父さんの唄、いっぱい聴きたい。
ミナサマの手元に、きりきり父さんの唄があったら、おしえてね。