August 2014  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2014年風の盆:一ヶ月前

苦渋の決断。
風の盆期間中は、きりきり父さんをショートステイ先に
お任せする。

きりきり父さんには唯一の道楽だがら自巣で過ごさせて
あげたいけれど、きりきり母さんにかかる負担を思うと
きりまゆんも出るに出られない。

楽になりたいからだ、自分達のコトしか考えてないな、
そう非難されても仕方ないけど。
そう非難されても構わない。

生まれ育った地元だからか、外に出てもきりきり父さん
は、ちゃんと帰巣してくれる。
今年の風の盆は全て平日なので、人混みも少ないだろう
けども、でも通常とは異なるから、混乱したり迷ったり
するカモしれない。
それに、認知症男性が徘徊中に鉄道にはねられ死亡した
事件の判決が頭から離れず、生きた心地がしない。
きりきり父さんが外に出て行く度に、きりきり母さんと
きりまゆんは、気づかれないよう後をつけている。
きりきり父さんは、ひとりで出かけたがるから。

だから、きりきり父さんの安全ときりきり母さんの安息
を考えて風の盆期間中は、きりきり父さんは施設でみて
もらう決断をした。
きりきり父さんの唄を望んでいた方々。
本当にごめんなさい。

2014年風の盆:二週間前

雷雨の中、青・壮年男性軍は、雨具着用で、天満宮境内
や横小路とメガネ橋やクブス橋に、ボンボリ取付作業を
行っていた。前夜祭の日程は目前だから悪天候でもこの
作業は延期できない。

8月に入って、きりまゆんは体調が芳しくない。
背中と腰が痛い。鎮痛剤で痛みは多少なり軽減するので
なんとか出勤するものの、自巣では伏せってばかり。
食欲もなく体重も減少。
もうすぐ風の盆なのに、こんなんじゃダメだ。
これ以上悔しい気持ちは抱きたくないので、奮起。
風の盆は、体調は万全な状態にして楽しみたいもんね。
おかげでお墓参りに行った日から、徐々に快気。

2013年風の盆:余情39

京都よりさん、大変お待たせ。
灯りが少ない背戸道から自支部通りに出た流しの最中。
コクボオワラの唄い手シゲちゃんがリクエストに応えて
くれたよ。しかも、おなじみの歌詞ではないのだ。



 イダの石坂 化け物出どこ 
         お代彦さが オワラ 化けて出る

2013年風の盆:余情40

そして、2013年9月4日午前4時30分過ぎ。
2013年最後の町流し。



 綾錦 綸子 羽二重
   塩瀬 縮緬 郡内 緞子の重ね着よりも
  辛苦に仕立て上げたる 堅い手織りの木綿が
                 オワラ 末のため

どんな高級品より手製が長持ち、末永くを唄う祝儀唄。

2014年風の盆前夜祭 初日

今週は在巣している、きりきり父さん。
風の盆間近なのに、別人のように無関心。
でもね、きりきり父さんが唄っているCDを聴かせると
反応して唄いだすから、素直にとても嬉しかった。
身体に染み付いているんだよね、完全に忘れてないね。

先日、ショートステイ先で転倒して負傷したという連絡
があり、受診のため送迎に行くと、顔面は腫れ、腕には
数カ所の擦り傷が。自巣でも転倒した。
バランスがとれなくなってきているようだ。

まだ複雑な気持ちを引きずってるけど、きりきり父さん
の安全を優先して今週末からショートステイ先に行って
もらおう。次の帰巣は、風の盆が・・・終ったら。

2013年風の盆:余情41

町流しをメガネ橋から折り返すと空が白くなっていた。
メモリーカードが小容量だったため、これ以降の瞬間を
記録に残せず、無念。

2013風の盆31

流しは天満宮境内で輪になり、鑑賞者達もみんな一緒に
浮いたか瓢箪を囃した、2013年9月4日5時30分頃。

2013年風の盆:余情42

2013年9月4日18時、雨降り。
衣装クリーニング回収で公民館へ。
そして、きりきり父さんの自支部浴衣を完全返却した。

2013風の盆32

長年纏ったけれど、2013年風の盆期間中は一度も袖を
通さなかった。今後も袖を通さないだろう、そう見切り
をつけて返却したのに、涙があふれた。
降雨に紛れて、いっぱい泣いた。


2013年風の盆:余情43

2012風の盆追想
◎tora003さん撮影画

もう肩を並べて流すのは、叶わないのカモ。
そう思うと、2012年風の盆の記録が宝物。

「そんながの、巧いの唄われ」
きりきり父さんから受けた唯一の指導。
まともに相手にしてくれないとも思える言葉だけどね。
「人から習うものではなく、自分自身で磨け」と解釈。

ズバ抜けて巧くならなくていいけど、また聴きたいと
望まれる唄を唄えるように、修練していこう。

しりきれトンボだけど、2013年余情、これにて終結。
12>|next>>
pagetop