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まゆんず闘病録29

予定どおり本日午前10時から入院。病室は4人部屋の窓際ベット。
階と病棟は前回と同じなので、看護師も見覚えがある方ばかり。

正午から明日の正午まで尿検査による蓄尿以外、特になし。
治療が始まれば病院内の売店も行けないカモしれないから、屋外に
出て、病院前のスーパーで飲料や飴など、まとめ買い。

副作用対策の相談看護師が別におられるそうだ。
脱毛については潔く丸坊主にしたい、ウイッグは不要と返答した。

今回は前月購入したiPad Air 2を持込んだ。もちろん3DSも。
あとは少しでも安らげるように、自前タオルケットも持参した。
病院の寝具は、どうもあんまり心地よく感じない。(苦笑)
枕も高く感じるので、折畳んだバスタオルで代用。
食い道楽の甲斐あって、昼食も夕食もほぼ完食できた。
そして、消灯時間前に眠りについていた。

まゆんず闘病録30

深夜3時頃、緊急入院された方が同室に運ばれて、目が覚めた。
それでも点滴の効果があったようで、当日午後には退院される。
唯一同室のお隣さんは、聞こえてくる会話から一人暮らしの高齢
女性らしいが、とても人望があるようで、絶え間なく身内や知人
が見舞いに来られ、そうでない時は電話をしたり、受信メールや
書類を声に出して読んだり、落ち着いたかと思いきや、イビキが
聞こえてきて、常に何かしら賑やかしい。だけども明るく大笑い
する様子に、前向きに難病と向き合っているんだなと感心した。
前回術後の4人部屋では、無念や嘆きが聞こえて心が痛かった。

午前9時、採血。この採血で薬の量を検査するそうだ。
回診後には病院の周りを散歩。正午で尿検査による蓄尿が終了。
昼食にチラシ寿司と雛菓子がでて、午後は入浴させてもらえた。
明日と明後日の二日間、抗がん剤の点滴を受ける。
不安と緊張から、お腹の傷口が痛いというか違和感がある。
そのくせ、食事後も微妙な空腹を感じてしまう。(笑)

今回は重症時以外、無理に付添いをお願いしないつもりでいる。
きりきり母さんとの携帯は通話料無料だし、顔が見たくなったら
ビデオ電話機能のFaceTimeで対話するとしたから。

まゆんず闘病録31

午前中の回診で、午後に抗がん剤を投与すると告げられる。
ドキドキして、お腹の傷口の痛みと違和感は弱いけれど治らない。
自主的に安静待機。その間に、同室の空ベットが全て埋まる。

昼食後「化学療法薬の投与1日目に服用してください。化学療法薬
を投与する1時間〜1時間30分前に服用してください」と注意書き
のあるイメンドカプセル125mgを服用、少し眠った。
14時頃、点滴開始。最初に副作用による嘔吐を抑える薬を30分注入
した後に、抗がん剤を30分投与、最後に抗がん剤の排出を促す薬を
15分注入。抗がん剤は強いから血管にも悪影響があるらしく、薬の
種類によっては冷やす場合もあるそうだが、きりまゆんの薬は点滴
を受ける左腕を特製腕用こたつで温めながら全ての点滴を受けた。

また、副作用対策ケアの説明も聞きながら、参考資料をもらった。
毛髪は頭髪だけじゃなく、眉毛と睫毛も脱毛するというコトを認識
していなかったため、これは迂闊だったと小さな衝撃を感じた。
きりまゆんは自分の顔の中で唯一自慢できるのは、眉毛だから。
薄くもなく濃くもなく、眉墨の経験値ゼロ。ぬかったー! (笑)

本日同室に入院された方が、同時間に抗がん剤投与を受けられてた
のがキッカケでお話して、色々おしえてくださった。
受診科も病も違うので薬も症状も違うけれど、嘔吐だけはテレビで
見るような状態には、もう今はならないから安心してよい、と。
同じ窓際ベットのお向いさんで、抗がん剤治療は三年目だそうだ。
とても心強かった。医師や薬剤師の説明よりも気楽になった。
お腹の傷口の弱い痛みと違和感も治まっていた。
夕食に好物の筑前煮、フルーツはりんご。嬉しくて、ほぼ完食。

まゆんず闘病録32

少しの興奮と軽い倦怠感に襲われて、寝付きが悪かった。
背部が熱くなり目が覚めて、 それでもいつの間にか眠っていたのか
と安心しつつ、背中が汗びっしょりで、着替えた。

軽い倦怠感は続いており、完食は困難だった朝食後「化学療法薬の
投与2日目以降に服用してください。午前中に服用してください」
と注意書きのあるイメンドカプセル80mgを服用。

昨日同様14時頃、抗がん剤投与開始。
点滴で受けるため移動なし、病室のベットで看護師が施行。
抗がん剤治療三年目のお向いさんは、やはり病と薬が異なるため、
本日投与なし、昨日一日限り。
きりまゆんに投与されている抗がん剤名は、ドキソルビシン。
悪心や嘔吐を抑える併用薬として、アロキシとデカドロンの点滴と
内服薬のイメンドカプセル。
治療スケジュールは、二日間の投与後3日から21日目までお休み。
一般的に三週間を区切りを1クールとして、繰り返す。
きりまゆんは主治医から、まず3クール提案されている。
ドキソルビシンの予想される副作用は、白血球減少、赤血球減少、
血小板減少、食欲不振・悪心・嘔吐、脱毛、口内炎、血管痛。

二日間の投与は無事終了したが数時間後、倦怠感が強度で襲われ、
夕食もデザートしか口にできなかった。
きりまゆんの中で、赤血球減少と食欲不振が始まったようだ。

まゆんず闘病録33

昨日は一日中、強度な倦怠感に襲われた状態で、ずっと
横になっていた。顔も火照って赤い。
午前中には採血もされた。

献立を確認した限りでは食べれると思っていても、匂い
でムカムカと気持ち悪くなり、配膳される食事には手が
つけられない。ツワリに似た感じ。
抗がん剤治療三年目のお向いさんから、病院食も色々と
融通が利くとアドバイスしてもらったので、暫く食事の
配膳をストップして、食べれる物を食べられる時に接触
するとした。何をどれだけ食べたかチェックされるが、
配膳されるプレッシャーはなくなって、かなり気が楽。

倦怠感が少し軽減した今朝、腰が痛かった。
術後以来、解消されていた久々の腰痛だったが、看護師
が湿布薬を貼ってくれたおかげで、あっという間に痛み
が消えて、午後には入浴と洗濯もできた。

まゆんず闘病録34

先週、一日おきに採血された。
もともと赤血球の数値が低いそうだが、特に異常なし。
先週末から、配膳される食事を口にできるようになり、
本日の採血検査結果しだいで、退院できる予定だった。
が、そんな日に限って、体調が少し芳しくない感じ。
誤魔化しても、血液もなかなか採取しづらい状態に。

結果は不安的中、退院延期。
白血球の減少が予測より遅く表れた。
一般的な基準値は、3500〜9800マイクロリットル。
きりまゆんの数値は1000未満だった。

免疫力低下で生食禁止、加熱食のみ。果物も缶詰。
配膳される食器は、全て蓋付き。
箸やスプーンまでも、ラップに包まれていた。


食事制限

まゆんず闘病録35

あれから、一日おきに採血しながら、白血球増加を促す
ノイアップという薬剤の皮下注射を注入。
これがまた、ちょ〜っと痛い。
そして先週半ばから、本格的に脱毛してきた。

初めての抗がん剤治療だから慎重に臨んできたけれど、
きりきり父さんがショートステイから戻る日も近づいて
主治医に相談、退院の許可を得た。
但し、白血球がまだ少ないため、一日おきに通院。

今回の入院期間中は、みな歳上だが同じように抗がん剤
治療中の方達と親しくなれた。
お互いに「お大事に、また機会があれば宜しく」そんな
挨拶を交わしながら、本日退院。
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