深夜3時頃、緊急入院された方が同室に運ばれて、目が覚めた。
それでも点滴の効果があったようで、当日午後には退院される。
唯一同室のお隣さんは、聞こえてくる会話から一人暮らしの高齢
女性らしいが、とても人望があるようで、絶え間なく身内や知人
が見舞いに来られ、そうでない時は電話をしたり、受信メールや
書類を声に出して読んだり、落ち着いたかと思いきや、イビキが
聞こえてきて、常に何かしら賑やかしい。だけども明るく大笑い
する様子に、前向きに難病と向き合っているんだなと感心した。
前回術後の4人部屋では、無念や嘆きが聞こえて心が痛かった。
午前9時、採血。この採血で薬の量を検査するそうだ。
回診後には病院の周りを散歩。正午で尿検査による蓄尿が終了。
昼食にチラシ寿司と雛菓子がでて、午後は入浴させてもらえた。
明日と明後日の二日間、抗がん剤の点滴を受ける。
不安と緊張から、お腹の傷口が痛いというか違和感がある。
そのくせ、食事後も微妙な空腹を感じてしまう。(笑)
今回は重症時以外、無理に付添いをお願いしないつもりでいる。
きりきり母さんとの携帯は通話料無料だし、顔が見たくなったら
ビデオ電話機能のFaceTimeで対話するとしたから。