なかなか、そう簡単にオトナシクできるものではない。
実は先月の入院中に、きりきり父さんのショートステイ
利用先から連絡があった。すぐさま、きりきり母さんと
兄二人に知らせ、各々に了承を得た。
それは「個室が空きました」という内容の連絡。
きりきり父さんの特養入所の順番が廻ってきたのだ。
待ち望んていたのに、まだまだ月日がかかると思ってた
し、いざとなると罪悪感と躊躇いが襲ってきた。
でも何より、きりきり母さんの負担を解消させなくちゃ
と、入所を申込んだ。
もっとしてあげればよかったコトが次々と思い浮かぶ。
きりきり兄さん2号も同じようで、寂しそうな様子。
手続きを済ませ、入所前の健康診断を受診。
必需品を揃え、デジタルフォトフレームも飾った。
個室なので値がはるが、その分、快適に過ごせるよね?
きりまゆんも治療に専念させてもらうね。
そして、きりきり父さんは本日から特養生活を始めた。
もちろん本人は理解していない。きりきり母さんと会い
に行くと、「一緒に帰る!」と云って追いかけてくる。
だから当分、会いに行くのは、きりまゆんだけ。