きりぎり巣
おわら風の盆&あれこれ道楽記
アルツハイマー型認知症+末期がん介護録
後腹膜原発 平滑筋肉腫闘病録
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2016
01/02
Sat
一陽来復 2016
ヒトデを避けて、初詣。
この時期に雪ひとつないのは、あまりないコト。
だけど、平穏無事が何よりだと思えるお正月。
見守ってくださるミナサマと家族に感謝します。
弱音を吐きながらも、やれるだけ、やってみる。
だからオワラ道楽は、好きなだけさせてください。
どうぞ今年もヨロシクお願い致しまする。
日常雑感
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きりまゆん
2016
01/03
Sun
きりぎりすぴ〜く 56
天候の良い三ヶ日で、身体も起こしていられる。
年末の病院通いの帰りに購入したドライブレコーダーを
取り付けた後、きりきり母さんときりきり兄さん1号と
で、きりきり父さんに会いに行った。
一緒に帰りたがらないか不安だが、対策は練っている。
きりきり父さんは他の利用者もいるリビングでテレビを
見ていたので、こちらに気付くまで待った。
ま:「ちゃんと食べとる?」
父:「うん」
ま:「よく眠れとる?」
父:「うん」
ま:「どこか痛いところ、ないけ?」
父:「ない」
・・・会話は一方通行で、続かない。笑
でも、きりまゆんを見つけるとソファから立ち上がって
歩み寄って来てくれた。手も掴んでくれた。
それだけで、いいや。恨まれてはいないようだから。
ただ黙って、暫く傍に居た。そして、きりきり父さんが
トイレに行った隙に、施設を出てきた。
おかげで騒動もおきず、心も折れずに済んだ。
直接云えなかったけれど、また会いに来るね。
夕刻には、別巣に戻るきりきり兄さん1号を見送った。
「年末年始以外も帰るようにするよ」と云った言葉が、
きりきり母さんだけじゃなく、妹も嬉しかったよ。
認知症介護録
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きりまゆん
2016
01/04
Mon
まゆんず闘病録76
年初めの診察日も病院へ。血液検査、異常なし。
しんどいピークも過ぎ、風邪症状も治まりつつある。
それなのに「今からでも入院してもいいんだよ」と云う
主治医の、心配してくれている気持ちが有難いと思う。
次回の再診は連休開け、それまで通院は休息。
自巣から病院までの道中にある、タイヤキ屋さん。
いつもオマケしてくれて、励ましてくれる。
どのタイヤキも、ハネ付き。
きりまゆんお気に入りは白玉入りの、子持ちタイヤキ。
悪性腫瘍闘病録
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きりまゆん
2016
01/09
Sat
きりぎり巣の天神様
地元県の風習、正月飾りのひとつ。
終天神の12月25日から、初天神の1月25日まで飾る。
だけども必ず各家庭で飾られている訳でもない。
ざっくり云うと、長男用の節句。
家族構成によって飾らない家庭や複数飾られる家庭も。
だからきりぎり巣では、きりきり兄さん1号に天神様。
きりきり兄さん2号には、五月人形を。
そしてきりまゆんには雛人形が一丁前にも七段飾りで。
いずれも祖父母と両親が、成長を願ってくれた飾り物。
地元雑観
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きりまゆん
2016
01/10
Sun
2015年風の盆:余情24
お待たせの余情。9月2日深夜の流し、の続き。
きりきり兄さん2号はいっぷくするため抜けてしまい、
唄い手は旧姓T君ときりまゆん二人の流し、背戸道へ。
◎焼津のHさん撮影動画。
恋の礫か 窓打つ あられ
開けりゃ 身に凍む オワラ 夜半の風
可愛い鳥だよ ツグミの鳥は
柿をつついて オワラ 紅つけた
おわら道楽
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きりまゆん
2016
01/11
Mon
まゆんず闘病録77
ただいま、脱毛期。
毛髪が抜けて何より厄介なのは、毛の散乱。
そのため、コロコロ粘着クリーナーが必須。
もうひとつの、細長くて白いのは使い捨てキャップ、の
未使用状態。広げて被るタイプ。それでも襟元から毛髪
が着衣の中に入って、チクチク痒くてイライラする。
明日は再診日、きりきり父さんも同じ病院で受診する。
悪性腫瘍闘病録
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きりまゆん
2016
01/12
Tue
きりぎりすぴ〜く 57
きりまゆんの受診日に、きりきり父さんも受診。
施設の介護職員がきりきり父さんを病院まで連れてきて
くれたが、きりまゆんだけでは対処できないだろうと、
きりきり兄さん2号も一緒に付き添ってくれた。
診察前の体温は38℃。医師から本人確認の質問をされる
と、名前はしっかり応えたが、生年月日は「忘れた」と
素直に応答。触診を受けた後、複数の検査を受診。
検査中の不動が困難であるため、立会い可能な検査では
きりきり父さんの身体を抑えたり、手を握ったり。
8時から、全ての診察が終了したのは15時。
それから親子三人で、遅い昼食を食べた。
きりきり兄さん2号と同じメニューを選んであげた。
きりきり兄さん2号が味噌汁を啜ると、きりきり父さん
も真似して味噌汁を啜り、きりきり兄さん2号が御飯を
食べるときりきり父さんも真似て御飯を口にした。
それが、とてもとても微笑ましかった。
そしてきりきり父さんを施設まで送り、暫く傍にいた。
願いがひとつ、叶わなかった。
きりきり父さんは胃がんと診断された。
多臓器にも転移しており、末期、と宣告された。
認知症介護録
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きりまゆん
2016
01/13
Wed
きりぎりすぴ〜く 58
冷静に行動ができているのに、涙も出て、ちぐはぐ。
拭っても拭っても、つつつと出てくる。
認知症もガンも誰でも患う可能性がある。
親の死も全ての人が避けられないコト。
ただ、今の自分の身の状況下では、とても強がれない。
なんて容赦ないんだろう。
きりきり父さんは、きりまゆんの病気を見つけてくれた
のに、きりきり父さんのは見つけてあげられなかった。
してあげてないコトが多くある。
これ以上、後悔の数を増やさないようにしたい。
今日から後期高齢者の、きりきり母さん。
今は「おめでとう」と云われても気分は乗らないだろう
から、きりきり父さんと結婚してくれて、ありがとう。
おかげで、生まれてこれたから。
そう云ったら、きりきり母さんは微笑んでくれた。
認知症介護録
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