今日きりまゆんの病室におひとり、話し相手ができた。
形成外科患者で一泊二日の手術入院だそうだ。
その方もご両親の介護をしていると云っておられた。
会話の流れで、入院経緯や期間を訊ねられる。
そんなのは日常茶飯事、病気自慢にならぬよう応対。笑
いつからか解らないが徐々に具合が悪くなり、でも毎年
受ける健康診断では異常がなく、相談先も判らず、父の
通院先で話したら大きな腫瘍が見つかり、手術したけど
すぐ転移もして、入退院を繰り返している旨応えた。
すると「それじゃあ、お父さんが病気を見つけてくれた
んだね」と諭してくださって、ハッとした。
そんなふうに捉えていなかった。
名前を忘れられても、やっぱり親なんだなぁ。
理解できなくなっても、心配していてくれたんだなぁ。
きりきり母さんに報告したら「母さんも思っていたよ、
父さんが導いてくれたって」だって。ちぇっ。笑
介護とがんのダブルパンチを喰らったけど、心ある人達
にたくさん恵まれて、そういう点では幸せだ。